ふじたなおゆきの議〜日々是感動〜

子供が産まれるという感動 ミスチルのHEROを聞いて思う

僕はひとりで

音楽を爆音にして

ヘッドホンで聞くのが結構好きなんだ。

好きなミュージシャンは、

知っているひとも多いと思うけど、

槇原敬之と、ミスチルだ。

ブログを書いたりするときも彼らを聞いているし、

自分のセミナーで話す直前は、

心臓が飛び出すくらいドキドキしていて、

それで、ひとりヘッドフォンで

テンションをあげるため、

爆音で彼らの歌を聞いていたりする。

その中で、ミスチルのHEROという曲がある。

僕の好きな曲のひとつだ。

本当の歌詞の意味はそれこそ、

桜井さんしか分からないと思うけど、

僕にとってのこの歌の歌詞は、

「自分の子どもにとってのHEROでありたい」って、

そんな父親のおもいを綴ったものだって勝手に思っている。

 

僕は大輝が生まれて、だからこそ、

サラリーマンをやめて、事業家、研究者として、

フリーで生きる道を選んだんだ。

 

当時、99.99%満足しているサラリーマン生活だった。

仕事は楽しかったし、仲間はみんないいひとだったし、

尊敬できるひとたちだった。

 

でも、自分には、

あと、0.01%可能性があるんじゃないかなって

そんな風に思っていた。

 

そんなとき大輝が僕のもとに来てくれたんだ。

 

出産後、病院からまず最初に、朋子さんの実家に大輝を連れてきた。

かごの中で、小さな小さな息を繰り返す大輝がそこにいたんだ。

このままだったら息がとまっちゃうんじゃないかなってくらい、

彼の息は小さくて、心配で心配で、

僕は何度も何度も彼の口と鼻のところにほほを近づけて、

彼の息を確認したんだ。

 

大丈夫かな。大丈夫かなって。

 

恐らく母親は、妊娠中、

そして、あの厳しいお産を経験する中で、

自然と母性が生まれてくるのだろう、

だけど、父親って、父親になるタイミングって

どこなのかなって思う。

生まれてきた時点では

おそらくまだ父親になってないんじゃないかなって思うんだ。

大輝が生まれたとき、

自分が父になった実感っていうのはあまりなかったんだ。

 

毎日、毎日、なんでって思うくらい、

大輝を育てるのはめんどくさくて、

夜中にいちいち泣くからうるさい。

起きてミルクをあげなくちゃいけないし。

レストラン連れていくと、意味不明に泣き続けて、とっても迷惑。

ひとのうんこを自分がふいてあげるなんて想像したこともなかった。

 

そんな毎日を過ごす中、だんだん、だんだん、

大輝は僕の子供になってきたんだ。

誰の子でもない、大輝はふじたなおゆきの子なんだって

思えるようになってきた。

 

雨の日も、風の日も、雪の日も、

保育園に大輝の送り迎えをしにいく。

そんな当たり前の日々の中で、

大輝は僕の子供になってきたんだ。

子どもなんてもんじゃない。

大切な大切な僕の命になってきたんだ。

いや、「大切」なんて言葉で表現できる以上のものに、

彼はなってきた。

 

陳腐な言葉かもしれないけど、

大輝のためだったら僕の命なんて

いくらでも差し出すよなんていうおもいに、

僕は変わって来たんだ。

 

子ども嫌いだった僕がそんな風になって来たんだ。

 

神様は、僕になんてすばらしいプレゼントをくれたんだって、

だんだんだんだん気づいてきたんだよ。

 

この世の中で、

大輝以上のプレゼントは

絶対絶対存在しないって

今は言える。

 

大輝が生まれ、

僕は彼のHEROになりたくなった。

 

どんなひとのどんな言葉よりも、

「とうちゃん、かっこいい。」

「とうちゃん、みたいになりたい」

そんな意味のない、

ださい言葉が欲しくて欲しくて、

欲しくて欲しくて、

欲しくて欲しくてしかたがない。

大輝のHEROになりたいんだ。大輝に

「とうちゃん、みたいになりたい」

って言われたいんだよ。

 

このまま可能性を諦める親父になりたいか、

それとも、多少家族に迷惑をかけるかもしれないし、

途中大きな壁にぶつかり

悩むようなこともあるかもしれないけど、

それでも0.01%の可能性に向けてチャレンジする親父になりたいか?

 

現状に満足する親父か、

チャレンジする親父か。

 

当時の僕はその2者択一を迫られた。

でも、この選択は僕にとっては簡単だった。

だって、僕は大輝のHEROになりたいんだから。

 

僕はこの選択について、いろいろセミナー等で

もっともらしいことを言っている。

自分の夢の実現、

あこがれる生活、

かっこいい自分、

経済的安定、

社会への影響、、、それこそ、この選択の理由はたくさんある。

だけど、一番大きな、本当の本当の本当の理由は、

ただただ大輝のHEROになりたかっただけなんだ。

馬鹿だよね。

 

チャレンジする姿を大輝に見せたかったんだ。

そして、大きな壁にぶつかって、普通のひとなら、

絶対あきらめちゃうような場面に直面して、

それでも、それでも、

勇気を持って、もう一度立ち上がるような

そんな姿を大輝に見せたかったんだ。

 

笑う?笑うよね?

 

ただ、大輝のHEROになりたいだけの理由で、

僕はすべてを捨てて

チャレンジすることになるんだ。

 

ミスチルのHEROはそんな僕の応援歌だった。

大輝のHEROになりたい、、、、

そんな馬鹿親父の応援歌になってくれたんだ。

 

大輝が生きている

 

僕にはこれ以上の幸せはない。

彼の息が僕のほほにかかるだけで、

僕は最高に幸せになるんだ。

 

それは、僕にとっては、何百年分の、何千年分の、

いや何億年分の神様からの誕生プレゼントだ。

 

ありがとう大輝。

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