ふじたなおゆきの議〜日々是感動〜

友人に非難された時に 心を安定させる方法

心のバランスを保つために

悪者がほしいときがある。

そいつを非難し、

批判しておけば、

なんとか心のバランスが取れるときだ。

ひとは、

自分の心のバランスを保つために、

どうしても、誰かを

悪者にしたてあげなくちゃならないときがあるんだ。

そうしないと、

自分の心がぐしゃぐしゃになっちゃう。

 

仲間と一緒にビジネスをはじめた。

だけど、それがうまくいかないなんて時がある。

自分が情けなくなってくる。

最初は、うまくいかない自分を責めて、

そして、成長し、

ビジネスの結果を出そうとする。

 

しかし、自分を責め続けてしまったそのひとは、

自分が自分を責めるという行為が、

心を傷つけてしまっていることに気づかない。

「自分の努力が足りないんだ。」

「自分は甘い。このままじゃ成功なんて程遠い。」

反省することはいいことだが、

それが行き過ぎると、

心を傷つけすぎてしまう。

拓巳さんの言葉を借りると、

心をねんざしてしまうんだ。

 

また、たとえ、

自分で自分を非難し、

自分を傷つけるという行為を

していなかったとしても、

ものすごい苦難や、

想像を絶するストレスにひとが追い込まれると、

心はぐぅぅぅぅぅぅと押し込まれる。

 

そして、あまりにも自分で、

自分の心を傷つけてしまったひとは、

また、ものすごいストレスで、

心が傷つきすぎてしまった人は、

あるとき、自分の心のバランスを崩しだす。

自分ではどうしようもないほど、

心のバランスを崩し、

心が崩壊しはじめるんだ。

 

そのとき、

そのときだ。

 

人間の隠れた能力が発動しだす。

潜在意識が、

僕らの隠れた能力を発動するんだ。

 

なんとか、心が崩壊しないように、

なんとか、自分が壊れてしまわないように、

最大の努力をしだす。

 

そして、潜在意識は、

「悪者」を作り出すんだ。

自分の心のバランスをとるために、

だれかを

非難すべき「悪者」に

したてあげるんだ。

 

今まで一緒にビジネスをがんばってきた友達を

突然非難しだす。

それもひどいくらいにだ。

仲良く一緒にやっていた友達を非難しだすんだ。

そして、あいつと一緒にいるのがいやだから、

あいつのせいでうまくいかないから、

あいつのせいで、カッコ悪い自分を見せなくちゃいけないから、

あいつのせいで、家族にストレスが訪れるから、

あいつのせいで、あいつのせいで、

、、なんてことを言い出す。

 

本当は、そのひとだって分かっている。

自分の努力が足りないから結果が出ないことを。

本当は、そのひとだって知っている。

仲間に、ひどいことを言う自分が

どれだけ情けないかを。

 

だけど、自分の心を傷つけず、

自分を崩壊から守るためには、

どうしても、

だれかのせいにして、

だれかを悪者にして、

誰かのちょっとした悪い行為を拡大し、

非難し、罵声をあびせ、

排除するというダサい行為をしなくちゃならないんだ。

 

今まで受けてきた恩を忘れ、

今までかけてもらった「おもい」を無視し、

今までしてきた約束を反故にし

非難しなくちゃならないんだ。

全ての素敵な思い出を排除し

全力でそいつを100%の悪者にしないといけないんだよ

 

そうしないと、

自分が壊れちゃうから。

そうしないと、

自分が傷つき続けないといけないから・・・。

 

第二次世界大戦でヨーロッパのひとは、

大変なストレスを受けた。

身内が死に、

自分も殺されそうになるという

究極のストレスを感じ過ごした。

怒り、不安、恐怖、

自分心を傷つけた。

その結果、彼は自分の心のバランスをとるために、

どうしても、

完璧に非難できる対象が必要だった。

それが、

「ナチス」だ。

ヒットラーは決して独裁政権ではない。

ちゃんと選挙で選ばれた

民主的に選ばれた

ドイツ国民の代表者だった。

だけど、その後のヒットラーや、その他の

戦争を加速させた人間のせいで、

多くのひとが過剰なストレスを受ける。

そして、

自分の心のバランスをとるために、

「ナチス」という絶対悪を得ることが必要だった。

ヨーロッパ全体、

当事者のドイツ国民自体も、

「ナチス」が悪い。

「ナチス」が悪の元凶だ。

「ナチス」がなければ、こんな不幸はなかった、、、、

そういう絶対悪を得ることにより、

心のバランスを保つことができたんだ。

 

いいかい。

僕はナチスはそんなに悪くなかったなんて言ってないよ。

もちろん、あんなにたくさんの人間を無慈悲に殺したやつらだ。

僕だって許せない。

僕が言いたいのは、

ナチスという絶対悪があったために、

戦後のヨーロッパの人々は

心を乱さずにすんだということだ。

お互い殺しあったのに、

ひとつの共同体として、

EUとして、

今なりたっているんだ。

共通の「悪者」が存在したから心の平静が保たれているんだよ。

 

だけど、アジアは違う。

日本に植民地にされた中国、韓国、そしてこの日本で、

共通の「悪者」がいない。

みんなでよってたかって非難し、

罵倒し、悪の根源とする「対象」がいないんだ。

ヨーロッパの「ナチス」のようなものがないんだよ。

 

中国、韓国、台湾、東南アジアのひとびとがうけた心の痛み、

そして、沖縄、広島、長崎、そして、日本の全国民が受けた戦争による

異常なストレス。

この傷から、自分の心を守り、

心のバランスを保つためには、

「絶対的な悪者」が必要なんだ。

中国、韓国、台湾は、

A級戦犯。

つまり、

「日本の1部の軍国主義者」

をナチスの代わりにして、

「絶対悪」にすることにより、

心のバランスを保とうとした。

しかし、

日本は、心から、

一緒になって、

そのひとたちを

「絶対的な悪」にすることができない事情があった。

ナチスとは明らかに違う状況があるので、

日本国民の中では、A級戦犯のようなひとたちを

純粋絶対悪にできなかったんだ。

一緒にすることはできないんだ

だって全く違うから・・・

 

それで、未だに

アジアでは心のバランスがとりきれていない。

共通の「絶対悪」がいないからだ。

だから、アジアはいまだに歴史認識に隔たりができるんだ。

合理的な理由なんて必要ない。

心には、ただただ、非難できる対象が欲しいんだ

マイナスの感情をぶつけることができる対象がいれば楽なんだよ。

 

ちょっと話が大きくなりすぎたね。

戻るよ。

とにかくに、

心が傷つき、

崩壊の危機にたったとき、

ひとは、合理的理由があろうが、なかろうが、

どうしても、何か非難する対象が必要になるんだ。

あいつのせいで、成功しないんだ。

あいつのやり方がまちがっているせいで、

自分は苦労しているんだ。

あいつから離れれば、大丈夫。

このビジネスが悪いんだ。

 

そのひとに受けた「やさしさ」は忘れちゃえ、

そのひとから受けた「恩」なんて忘れるようにしょう。

そのひとからもらった「おもいやり」は気付かないようにしよう。

 

それはダサいことだって知っている。

だけど、与えてもらった多くのプラスのことを考えてしまったら、

相手を「絶対悪」にできないもん。

心のバランスをとるためには、

そのひとのマイナスの部分をフォーカスし、

そのひとを「完璧な悪者」にしなくてはならないんだ。

だから、潜在意識が命令する。

そのひとの頭の中から、

相手にしてもらった「おもいやり」受けた「恩」楽しかった「思い出」

そんな素敵なプラスの思い出を排除しろってね。

 

そのひとだって本当は分かっている。

だれかを非難するかっこ悪さ。

自分で責任を感じ、

その非難している対象にでさえ

何かを与えてあげるような人間こそが、

素敵な人間だって分かっている。

本当は尊敬しあい、

やさしさに包まれながら、

楽しく生きることが素敵な人生だって知っている。

非難する醜さを知っているんだよ。

だけど、弱かったんだろう。

人間は弱いのだろう。

どうしても、非難しないとだめなんだよ。

 

だれかを嫌いにならないと、

ダサい自分を直視しないといけないんだもん。

ダサい現状を自分のせいにしないといけないんだもん。

逃げないと、自分が壊れちゃうんだもん。

 

根拠はほとんどなくたっていいんだよ。

誰かを悪者にしたいんだ。

 

だけどさ、悪者にされた方はつらいね。

そりゃつらにさ。

それなりの根拠があったって。

それなりに、自分に落ち度があったって、

もし、友人から

突然、「悪者」にされたら傷つくよね。

今まで、そのひとと一緒に盛り上がりたい。

そのひとのためになればって思ってやってきたことを

否定され、非難され、罵倒され、、、、。

辛いだろうね。

 

でもね、もし、そんなひとがいたら聴いてほしい。

突然、友人から「悪者」にされ

傷ついた経験があるひとに聞いてほしい。

 

「あなたを非難し、

あなたを突然裏切ったそのひとも、

好きでやっているわけではない」

 

ということを。

そのひとなりに、傷つき、

苦しみ、

心のバランスを保つために、

どうしても、あなたを非難しなくちゃならなかったんだよ。

自分の心が壊れてしまうのを守るために、

それ以上、自分自身を責めることはできなかったんだよ。

そのひとの意識ではなく、

潜在意識が発動し、

自分を守るために、

あなたを「悪者」にしなくてはならなかったんだ。

 

だから、時間がたったら、

その裏切ったひとを許してあげてほしい。

自分を守るために、

どうしても、あなたを傷つけるしかなかったその人を、

許してあげて欲しい。

 

実際に何かしてあげる必要はない。

とにかく、そのひとは仕方なかったんだと

認めてあげてほしい。

そのひとが悪いわけじゃないんだ。

人間の心の機能として、

どうしても、あなたを非難するしかなかったんだよ。

 

あなたが、そのひとを許し、

明るく、前向きに生きていれば、

いつの日か素敵な時間を共有できる日がくるよ。

 

あなたは突然裏切られたことがあるかもしれない。

信頼していた友人に

ひどい仕打ちをうけたことがあるかもしれない。

そのせいで、傷つき、前に進む勇気を失い、

結果、大きな回り道をしたような経験があるかもしれない。

たくさんのものを

そのひとに「悪者」にされた経験がもとで、

失ったかもしれない。

 

でもさ、

 

それでもいいじゃないか。

 

そのひとも傷ついていたんだ。

 

そのひとがどんな理由があったか知らないけど、

だからってあなたをそこまで責める必要はないよね。

でもさ、そのひとの心を壊さないために、

どうしても必要だったんだよ。

 

そのひとの心が弱かったことにさ、

あなたを傷つけてしまった行為にさ、

そのひとが幸せになり、

豊かになってくれたら、

きっと気づいてくれる。

 

あなたを傷つけてしまった自分の情けなさを

きっと気づいてくれる。

 

そのひとが追い込まれていたら、

なかなか気付けないけど、

豊かになり、幸せになったら

きっと気づいてくれる。

 

だから、そんな日がくるように、

そのひとの幸せを心から祈ろうよ。

あなたを傷つけ、

あなたを非難した

そのひとの幸せを心から祈ろうよ。

もし、そうなったら、

必ず、そのひとは、気付いてくれるから。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事 おすすめ記事

カテゴリー

アーカイブ

メルマガ登録フォーム 

メルマガ『ふじたなおゆきの議』
送ります

SHARE

PAGE TOP