ふじたなおゆきの議〜日々是感動〜

そのとき、僕らは「月」になる。

同い年の宇宙物理学者の小久保英一郎さんが

以前、情熱大陸で特集されていた。

そのひとは、惑星の起源を探っている。

壮大なスケールの研究だ。

 

番組の中で、

彼が、「月」について言及した。

 

月って言うと、

確か、直径が地球の27%。

だから容積っていうか、体積でいうと、その3乗違うから、

約2%になるのかな?(間違っていたらごめんなさい(汗))

とにかく、地球に比べてめっちゃ小さい。

 

小久保先生は言う。

もし月がなかったら。

 

まず、海に満潮、干潮がなくなるよね。

うん、それは分かる。

 

もし月がなかったら、

地球の自転はこの速さじゃなくて、

もっともっと早いんだって。

1日は、24時間じゃなくて、

数時間になっちゃうんだって。

あまりにも速くて、

地球上は突風が吹き荒れ、

人間の住める環境じゃないらしい。

本来は早い地球の自転を

月が離れてクルクルまわっているせいで、

遅くしているんだって。

 

 

もし、月がなかったら、

なんとね、

なんと、

地球の地軸23.4度傾いているじゃない?

それがめっちゃくちゃになるんだって。

ぐじゃんぐじゃんなまわり方になるそうだ。

夏も冬も、

北半球も、南半球もないね。

ぐじゃんぐじゃん。

そんな世界

想像することもできない。

 

わずか、体積で言ったら2%の星が、

あまりにも大きな影響を与えているんだね。

 

僕ら人間だってそうだ。

だれだって、

自分では大したことないって思っているひとだって、

誰かにとって、

多大な影響を与えている。

誰かにとって

なくてはならない存在なんだ。

 

そうじゃないよっていう人?

僕は誰にも相手にされていないし、

必要とされていないっていうひとがいるかもしれない。

 

家族親族、みんなどっかへ逃げた。

 

たったひとり孤独なんだっていうひとが

いるかもしれない。

 

愛するものを全て失ったっていうひとがいるかもしれない。

 

だれもだれも、

自分なんて愛してくれてないって思っているひと、、、

いるかもしれない。

 

そんなひとに言いたい。

 

社会っていう大きな星、つまり地球に、

素敵な影響を与える小さな星、つまり月に

なりたいと思わないか。

 

誰かに影響を与えるそんな人間に誰だってなりたいよね。

僕は

「あなたはそのままで素敵なオンリーワン

道端の草だって地球に必要だ。」

そんな言葉を聞いても

実はね、

しっくりきていないんだ。

あなたがいなかったら

地球がなりたたない。

道端の小石だって必要なんだって、

そんな言葉よく聞かないか?

 

僕は実は、それにしっくりしていない。

 

ほんとに自分が道端の小石のようだと思っているひとが、

そうだ、俺は必要な人間だなんて思えるのかな?って。

誰だって、自分だって最高だって思えるのかなって、

いつも考える。

きっと思えないと思うんだ。

 

じゃぁ、

どしたら、

みんな自分は価値ある、必要な人間だって、

地球に対する、月のような人間だって

こころから感じられるのかって考えたんだ。

 

愛の反対は、憎しみじゃない。

愛の反対は、無関心だって言葉を聞いたことがある。

 

ひとは誰かに関心を持って欲しくて、

誰かに愛して欲しくて、

そんな欲求を根源的に持っている。

 

だとするなら、

それは、もらうものなのだろうか?

 

しょぼくれた、

身よりのない、

そんなあなた。

 

もちろん、あなたは、それでも十分価値がある。

 

だけど、本人はそう思えないときってあるんだよ。

 

そんなとき、

そのひとは、

愛をもらおうとする。

 

僕は思う。

 

愛やおもいやりは

先にあげるんだ。

 

「先」にあげるんだよ。

 

さびしいって思う気持ち、

誰にも必要にされていないっていう気持ち、

そんな気持ちで力が出ないひとにいいたい。

 

誰かから必要にされるのは、

誰かの月になるのは、

もちろん生まれつき、

家族や両親からもらうそれもあるだろう。

だけど、多くは、生きている人生の中で

獲得していくものだ。

 

そして手に入れる方法は、

ただ、もらうのを待つことじゃない。

 

先に、あなたが先に、

僕が先に、

誰かにおもいやりをプレゼントするんだ。

 

「先に」だ。

 

そんな自分じゃなかったって?

 

関係あるもんか。

 

まずは、不器用かもしれないし、

まずは、へたくそかもしれないし、

まずは、滑稽かもしれないし、

それでも、誰かに、

きっと喜んでもらえることを

腰を落ち着けてやり続けるしかない。

 

見返りを期待せず。

そのひとの笑顔のために。

 

最初は、

「笑顔」がもらえないかもしれない。

だけど、やりつづける過程の中で、

きっと「笑顔」がもらえる。

実はそれが一番の見返りだと思うんだ。

 

その「笑顔」は、

実は、あなたがそのひとにとっての

大切な「月」になった瞬間なんだ。

 

僕らの命なんて、

この宇宙の歴史からみたら、

屁見たいなもんだ。

 

だけど、

僕らにとっては、

僕らの人生はすべてなんだよ。

 

だったら、

誰かの月になろうよ。

社会の月になろうよ。

人類の月になろうよ。

 

そのための方法は、

僕は誰かの笑顔を作るしかないと思っている。

ミュージシャンや、

芸人のひとや、

画家や、アーティストのように、

いっぺんにたくさんの笑顔は僕らには作れないかもしれない。

 

ミスチルの桜井さんや、

山崎拓巳さんみたいに、

いっぺんに何千人の人生を変えるほどの、

インパクトを与えることなんて

できないかもしれない。

でも関係ないよ。

 

僕らは、目の前のそのひとの笑顔のために、

がんばったらいい。

目の前のひとがいなかったら、

自分が笑顔を作ってあげられるひとを

一生懸命考えて

そのひとのところでおもいを与えてあげて欲しい。

 

愛することは、

大事に思うこと、、、、、

桜井さんがそう言った。

 

僕は、思うんだ。

 

僕らが誰かに愛されたり、

誰かに必要にされたりする

根源的欲望を満たすには、

まず「先に」僕らが、

誰かを愛し、

その価値を認めるしかないんじゃないかなって。

 

さぁ、月になろう。

 

今日も、誰かの月になろうよ。

 

そのとき、

あなたは、

いくらつんでも買うことのできないような

本当の笑顔にめぐりあえる。

 

そして、本当の笑顔にであったとき、

はじめて、

自分は価値があるんだって

感じとれると思うんだ。

 

道に転がる石だって

もちろん必要なんだろう。

だけど、人間は、

そんな簡単に、

だったら、こんな自分でも大切なんだって思うことは

できないと思うんだ。

 

だったら自分でアクションを起こそうよう。

小さくてもいい。

誰かの笑顔のために。

 

そのとき、僕らは「月」になる。

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